教えて!医ノ森

青森県の支援(修学資金)

Q.
医師修学資金を借りるには連帯保証人が二人必要とのことですが、夫婦でも大丈夫でしょうか?
A.

ご夫婦ともに就業されており収入がある場合は、ご夫婦でも可能です。

Q.
弘前大学地域枠の義務年限と医師修学資金の義務年限には関係がありますか?
A.

弘前大学医師修学資金の貸与者は、県が指定する医療機関で一定期間勤務することが義務付けられ、弘前大学医学部医学科の地域枠入学者は、弘前大学医学部附属病院及びその関連病院で12年間(令和2年度入学生からは9年間)勤務することが義務付けられます。
医師修学資金の義務年限と弘前大学地域枠の義務年限は、同時に進行します(合算ではありません。)が、弘前大学の関連病院には医師修学資金の指定医療機関ではない病院も含まれる場合がありますので、御留意ください。
なお、医局の人事等の理由で県の指定医療機関以外で勤務する場合は、返還猶予期間となり、直ちに返還とはなりませんが、その分、義務年限が延長されることになります。

Q.
弘前大学医師修学資金における指定医療機関とは何ですか?
A.

弘前大学医師修学資金は、将来、青森県の地域医療の現場で活躍していただくために設けられた制度で、青森県と市町村が原資を拠出しています。
指定医療機関は、弘前大学医学部附属病院や県、市町村が設置する公立医療機関となっています。

Q.
医師修学資金を借りてキャリア形成できますか?
A.

青森県が設置している地域医療支援センターは、修学資金貸与者の皆さんがキャリア形成できるよう、さまざまな支援をしています。センター専任医師やベテラン指導医による面談、また、弘前大学医師修学資金特別枠の貸与医師については、所属講座の教授と相談して勤務プログラムを作成するなど、個々の事情に配慮した取組を進めています。

Q.
青森県医師修学資金制度における「青森県出身者」について教えてください。
A.

下記のどちらかを満たしていることです。
1.県内高校出身者
2.県外高校出身者であって、出身世帯(※)が青森県内に居住している者
※ここでの出身世帯が青森県内に居住とは、高校在学中から現在に至るまで、両親などの扶養者が青森県内に居住していること

Q.
他の制度による奨学金(日本学生支援機構の給付型奨学金等)を併せて利用することはできますか?
A.

弘前大学医師修学資金支援制度、青森県医師修学資金支援制度は、ほかの修学資金等との併給も可能です。

Q.
修学資金の返還について教えてください。
A.

次に該当する場合は、事由発生の6ヶ月以内に、貸与した修学資金と違約金を返還していただくことになります。
①退学、留年、修学資金の支援辞退等により契約を解除した
②大学を卒業した後、2年以内に医師とならなかった
③医師となった後、直ちに指定医療機関に医師として勤務しなかった
④指定医療機関に医師として勤務しなくなった

Q.
修学資金の義務年限の中断について教えてください。
A.

次に該当する場合は、返還事由に該当する場合でも直ちに返還とはならず、返還が猶予されます。その場合、猶予期間は義務年限には算入されず、義務の満了時期が延長されます。
①県内の基幹施設が実施する専門研修プログラムに基づき、指定医療機関以外の医療機関で研修を行っている
②弘前大学大学院の医学に関する修士課程又は博士課程に在学している
③災害、疾病その他やむを得ない事由があるとき(事由が継続する期間に限る)
※講座の人事等により指定医療機関以外の医療機関等に派遣される場合は③に該当

Q.
令和2年度の募集から、特別枠については卒後勤務する診療科が限定されていますが、その他の診療科は選択できないのでしょうか。
A.

令和2年度以降に入学した特別枠貸与者については、卒業後は内科、外科、整形外科、総合診療科のいずれかの診療科の医師として勤務することを原則としていますが、その他の診療科を選択することも可能です。(その場合、町村部等医療機関の義務履行が困難となる場合もありますので、御留意ください。)

青森県の医療

Q.
青森県の医療の特徴は何ですか?
A.

県内の医療関係者が顔が見える関係で、地域毎に国公立の病院が中心となり各医療機関と連携をしています。
また一人の患者さんを長く診る事ができる環境でもあります。

Q.
青森で医師として働く魅力って何ですか?
A.

大学、市中病院、診療所など医師の活躍出来るフィールドは沢山あります。青森で働く医師達の声を聞いてみて下さい。

Q.
青森県内の臨床研修病院を教えてください、また将来的に専門領域も視野に入れて探したいと思っています、専門医はとれますか?
A.

青森内には13の初期臨床病院があり、8つの基幹病院があります。青森県には19領域すべての専門研修プログラムが用意されています。
各病院の施設概要から研修情報までの詳細ページがございますのでご覧ください。

Q.
青森には高度医療や専門医療が少ない印象があります。
A.

県内唯一の特定機能病院である弘前大学医学部附属病院をはじめ、青森県立中央病院におけるがんゲノム医療・ロボット支援手術・心血管疾患領域におけるハイブリッド手術室、八戸市立市民病院におけるER型救急など、さまざまな高度医療や専門医療が実践されています。

Q.
地域医療や総合診療に興味があります。
A.

地域の診療所のみならず大学や基幹施設など、多くの医療施設がそれぞれの立場で地域医療や総合診療に携わり、ジェネラルな医師を育成しています。
そして、多くの熱く魅力のある医師や指導医がいます。

Q.
青森は医師不足と聞きますが、大変ではありませんか?
A.

医療施設従事医師数(平成30年末現在人口10万対)でみると、青森県は全国で6番目に医師の少ない県です。しかし、さまざまな取組により、医師は着実に増えています。青森県が医師不足対策の根幹に据えているのが「良医を育むグランドデザイン」で、県内出身の医学部合格者、臨床研修医採用数の増など、成果をみせています。

Q.
女性医師にとって働き易い環境ですか?
A.

多くの女性医師が臨床のさまざまな現場で活躍しています。周りの医療スタッフの理解を受け、出産などの女性医師のライフイベントを経ながら研鑽を重ねています。
女性医師に限らず、青森の医療現場には夫々が助け合う文化があります。

Q.
青森県で臨床研修をする魅力は何でしょうか?
A.

青森県は一人ひとりの医師が他ではできない経験を数多く積め、活躍できるチャンスも多く、プライマリ・ケアから高い専門性まで、医師としてのスキルアップに最高の環境です。

Q.
県外から青森に来て働いている医師はいますか?
A.

地域医療支援センターへの相談から県内勤務に結びついた事例があります。お気軽にご相談ください。

Q.
青森県の人口1万人あたり年間救急出動件数は?
A.

平成29年時点で363件と、全国で2番目に少ないです。

Q.
青森に興味を持ったのですが誰に聞けば良いですか?
A.

青森県健康福祉部医療薬務課良医育成支援グループへ御連絡ください。
〒030-8570
青森県青森市長島一丁目1番1号
電話番号:0172-734-9288

青森県の取り組み

Q.
青森で医師を目指すための支援などはありますか?
A.

医療チュートリアル体験事業やドクタートークなど、中高生向けのイベントを開催しています。また、へき地などで地域医療に携わる事を目的とした進路支援(自治医科大学・修学資金支援制度)などもあります。

Q.
医学生がレベルアップする場はありますか?
A.

医学生のための体験実習があります。

Q.
研修医がレベルアップする場はありますか?
A.

セミナーやワークショップを定期的に開催しています。

Q.
地域医療支援センターはどのような活動をしているのですか?また登録医師になることはできますか?
A.

地域医療支援センターは、県の医師不足対策を総合的・効果的に実施するために設置されています。
センター登録医師に興味のある方は医師の求職相談を受ける専任医師がいますので、ご相談ください。

青森県の地域・環境

Q.
首都圏からの交通が不便ではありませんか?
A.

羽田空港から飛行機で約1時間半、東京から新幹線で約3時間と、移動にかかる時間は短縮してきており、それほど不便ではありません。

Q.
青森県の冬って厳しいでしょうか?
A.

最低気温は-3度で全国4位の寒さ、雪日数は全国2位の95日と一見暮らしにくそうに思われますが、青森県の太平洋側の地域では雪が降らずおだやかな気候をしています。県内でもさまざまな気候があるのが魅力です。

Q.
青森にお洒落なお店や美味しい料理はありますか?
A.

新鮮な海の幸、山の幸を活かした料理が県内各地にたくさんあります。また、味噌カレー牛乳ラーメンや八戸せんべい汁、貝焼き味噌など一風変わった料理もあり観光客から人気です。最近ではお洒落なお店も増えてきていますので、青森に来て味わってみませんか。

青森県の福祉

Q.
青森県は子育てしやすい?
A.

0~5歳人口10万人あたりの保育所数は全国1位と子育てしやすい環境です。